「空き家を相続したけど買取してもらえる?」
「空き家の売却で買取を選ぶメリットは?」
空き家買取とは、不動産会社が直接空き家を購入する方法です。空き家は時間の経過とともに劣化が進み、放置しておくと近隣トラブルの原因になるほか、物件の資産価値が大幅に下がるかもしれません。
本記事では空き家を売却する際の買取と仲介の違いや、メリット・デメリットを解説します。また、空き家を売却の際の不動産会社の選び方も紹介するため、参考にしてください。
また、以下のページでは、宮城県で不動産売却に強いおすすめの会社を紹介しています。現在、不動産の売却を検討している方は、以下のページも参考にしてください。
【空き家の売却】買取と仲介の違い
空き家を売却する方法には『買取』と『仲介』の2種類があります。どちらの方法にもメリット・デメリットがあり、それぞれの特徴を理解した上で、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。
買取は、不動産会社が直接物件を購入する方法です。売却までの期間が短く、数日で売却が完了します。また、リフォームや修繕が必要な物件でも、そのまま売却できるケースが多いのがメリットです。しかし、仲介と比べると売却価格が低くなる傾向があります。
仲介は、不動産会社が売り手と買い手の間に立って取引を成立させる方法です。買取よりも高値で売却できる可能性が高いものの、買い手が見つかるまでに時間がかかるケースがあります。また、物件の状態や立地によっては、買い手が見つからないかもしれません。
買取と仲介のどちらの方法が適しているかは、売り手の状況や物件の状態によって異なります。不動産会社と相談しながら、慎重に売却方法を判断しましょう。
空き家の買取を選ぶ3つのメリット
空き家の買取を選ぶメリットは以下の3つです。
それぞれ解説します。
1.現金化までが早い
空き家の買取は、仲介と比べて現金化までのスピードが早いのが特徴です。通常の不動産売却は、売却までに1か月~1年以上かかります。
一方で、買取の場合は、査定から数日~1週間程度で現金化が可能です。不動産会社が直接購入するため、買い手を探す必要がなく、スムーズに取引を進められます。
特に、相続した空き家の管理費や固定資産税の支払いが負担になる場合や、急に資金が必要な場合におすすめの方法です。ただし、買取価格は仲介よりも低くなる傾向があります。スピードと価格のバランスを考慮しながら、最適な売却方法を選びましょう。
2.仲介手数料がかからない
買取を利用して不動産売却を行った場合には、仲介手数料がかかりません。
仲介を依頼する場合には、税抜きの売却価格3%+6万円+消費税の仲介手数料を支払うのが一般的で、大きな負担となります。
しかし、買取の場合は不動産会社が直接買取するため、仲介手数料を支払う必要がありません。買取は仲介手数料を気にせずに売却活動できるため、資金計画が立てやすく、ストレスが比較的少ない方法といえるでしょう。
3.契約不適合責任が免責になるケースがある
契約不適合責任が免責となるケースが多く、売却後の不安が少ないのがメリットです。
一般的に、空き家を売却する場合、売り手は『契約不適合責任』と呼ばれる責任を負うことになります。万が一、売却した物件に欠陥や不具合があった場合、修繕費用などの責任を負わなければなりません。
特に、築年数が経過した空き家では、予期せぬ瑕疵が見つかる可能性もあり、大きな負担となる可能性があります。
しかし、買取は契約不適合責任が免責されるケースが多く、引き渡し後のトラブルや追加費用の発生リスクがなくなるため、安心して取引可能です。
ただし、契約不適合責任を免責にするかは、不動産会社や契約内容によって異なるため、事前に確認しておきましょう。また、故意に瑕疵を隠していた場合には、免責の対象外となるため、不動産会社にはマイナス面も正直に申告することが大切です。
空き家の買取を選ぶ2つのデメリット
空き家の買取を選ぶデメリットは、以下の2つが挙げられます。
デメリットもしっかり把握し、売却方法を検討してみてください。
1.相場が低い傾向がある
空き家を買取で売却した場合、仲介の5~8割程度の金額になる可能性が高くなります。
空き家は長期間使用されていないため、建物の劣化が進んでいることが多く、修繕やリフォームが必要となるケースがほとんどです。不動産会社は、空き家の改修費用を見込んで買取価格を設定するため、相場が低めになります。
空き家の買取は相場が低い傾向にあるものの、売り手は修繕費用や管理費用の負担がないほか、不動産会社へ仲介手数料の支払いが必要ありません。スピーディーに売却したい場合には、買取を選択肢に入れても良いでしょう。
2.断られる可能性がある
空き家の買取は、必ずしも全てのケースで成立するわけではありません。買取を断られる可能性も考慮しておく必要があります。
物件の状態が極端に悪かったり、建築基準法などの関係で建て替えができなかったりする場合には、買取を断られるかもしれません。
ただし、不動産会社によって得意な物件や対応エリアが異なります。空き家の状態によっては買取を断られるケースがあるものの、他社では買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。事前に物件の状態を把握し、複数の不動産会社へ交渉することが大切です。
空き家の買取業者を選ぶ3つのポイント
空き家買取を依頼する不動産会社を選ぶポイントは以下が挙げられます。
それぞれ解説するため、参考にしてください。
1.買取実績が豊富な不動産会社を選ぶ
物件の状態や立地に応じた価格査定により、売り手にとって納得のいく条件を提示してくれる可能性が高いため、買取実績が豊富な不動産会社を選びましょう。
相続問題を抱えた空き家や、老朽化が深刻な物件などの対応が難しいケースでも、実績豊富な会社であれば、買取してくれる可能性が高いでしょう。
2.物件のエリアに密着しているかチェックする
地域密着型の不動産会社は、物件エリアの不動産相場や顧客ニーズを熟知しています。そのため、より的確な査定額を提示してくれる可能性が高く、納得できる不動産売却を目指すことが可能です。
その地域の物件の活用ノウハウを持っているため、スムーズに買取してくれるでしょう。
3.複数社に査定依頼して比較する
空き家の買取価格を最大限に引き出すためには、複数の買取業者に査定を依頼し、比較検討することが重要です。不動産会社によって査定基準や買取条件が異なるため、1社だけの査定では適正価格がわかりにくく、より良い条件を見逃してしまうかもしれません。
また、査定額だけでなく、担当者の対応や会社の雰囲気なども、比較する材料にすると良いでしょう。複数社の査定を比較検討することで、より良い条件での売却が可能になり、後悔のない取引を実現できます。
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項目 | 詳細 |
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社名 | 東海住宅株式会社 |
住所 | 〒981-0901 宮城県仙台市青葉区北根黒松2-30 菊田参番館1F |
設立 | 1971年(昭和46年)9月6日 |
電話番号 | 0120-152-819 |
公式サイト | https://www.10kai.co.jp/file/tokaisale/area/miyagi.php |
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まとめ
本記事では、空き家の買取について解説しました。空き家の売却には買取と仲介があり、それぞれメリットとデメリットがあります。ご自身の希望や物件の状態に合わせて、最適な売却方法が異なるため、信頼できる不動産会社と相談しながら判断しましょう。
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